聴く、話す、書く コミュニケーション仕事術

聴く、話す、書くを仕事にしてきたライター林が、すぐに役立つコミュニケーション術を紹介します。

【話す】初対面の人と話すには最初が肝心

私が仕事でお会いするのは、ほとんどみな初対面の人です。

初対面の人が打ち解けてくれて、話しもらわなくてはいけません。

それには、最初が肝心です。

 

まず、こちらから笑顔であいさつ。名前を名乗ります。

相手がブスッとしていても無表情でも、こちらが先に笑顔を見せてしまいましょう。

笑顔を見せたからって、損しませんから大丈夫。

相手と力関係の駆け引きをする必要もなし。

笑顔にはこちらの手の内を見せて、相手を安心させる効果があります。

そうすると、ニコッとしてくれる人がほとんどです。

ニコッとしてくれたら、しめたもので、なごやかなムードの中で会話を始めることができます。

 

ごく少数ですが、こちらが笑顔で接しても、ずっと無表情の人もいます。

それは、その人自身の問題です。

別に、あなたのことが気に食わないから、嫌いだから無表情なのではなく、元々そういうキャラクターだと思えばOKです。きっと不器用な人なんですよ。

こちらは何事もなかったように、にこやかに用件を話します。

その人をどうにかしようなどと思わないで、ビジネスライクにどんどん話を進めるのです。

世の中にはわかり合える人とわかりあえない人がいて、わかり合えない人の心を開こうなどという無駄な努力をする必要はないですからね。

無表情でいられると、「怒ってるのかも」と不安になります。しかし、それがその人のコミュニケーションの仕方なんですよ。

あなたが傷つく必要はありません。

仕事であれば、さっさと用件を済ませて笑顔で退散しましょう。

プライベートならば、無理にコミュニケーションをとらなくてもね……。もっとフレンドリーに接してくれる人と話してみてください。