聴く、話す、書く コミュニケーション仕事術

聴く、話す、書くを仕事にしてきたライター林が、すぐに役立つコミュニケーション術を紹介します。

2016-01-01から1年間の記事一覧

Q初対面の人とうまく話すにはどうしたらいいですか。

よく聞かれる質問です。 別にうまく話そう、なんてしなくてもいいと思います。 相手が日本人で、あなたも日本人だとしたら、とりあえず言葉は通じます。 よかったですね。 あなたが何か言えば、会話は成立するということです。 一番大事なのは、相手に興味を…

【話す】初対面の人と話すには最初が肝心

私が仕事でお会いするのは、ほとんどみな初対面の人です。 初対面の人が打ち解けてくれて、話しもらわなくてはいけません。 それには、最初が肝心です。 まず、こちらから笑顔であいさつ。名前を名乗ります。 相手がブスッとしていても無表情でも、こちらが…

【話す】子ども向けワークショップでの話し方

昨日は、ある小学校で6年生が対象の企業とコラボレーションしたワークショップを見てきました。 企業の方が講師となって、最初に15分ほど講演をされていました。 子ども向けに、難しい話をわかりやすい言葉で話しておられたと思います。 話題のチョイスも良…

【書く】事実を伝える

私はエッセイスト、コラムニストではなく、取材をして情報を提供するために原稿を書いています。 ですから、大事なのは事実を伝えることです。 事実を読者にわかりやすく伝えるにはどんな構成にして、どんなふうに紹介すればいいのか、それを考えに考えて原…

【聴く】表情を豊かにする

初対面の社会人と話したときに思うのは、無表情な人が多いということです。 初対面の時は本当にみなさん、無表情ですね。 まるで怒っているみたいに見えます。 不思議なことに、次に会うと、ニコニコあいさつしてくださったりするんですけど。 私は、初対面…

【聴く】自分の癖を修正する

昔々、ある編集者の女性に言われました。 「林さん、話を聴く時びっくりしすぎだよ。それじゃ相手はバカにされてると思うんじゃないかな」と。 当時の私は意外な話を聴いたとき、高いテンションで「はっ!?」などと言っていたのです。 私は深く反省しました。…

【聴く】口角を上げる

学生時代の友達に会うと、「昔はとんがってたね」と言われます…。 さぞなまいきな女子大生だったんでしょう。 田舎から東京にでてきたせいもあり、田舎者だとバレないようにしなきゃ、バカにされないようにしなくちゃ、というのがありましたからね。 ライタ…

【聴く】頭を使いながら聴く

頭を使いながら話を聴く、これが結構難しいことなのです。 若いころはできませんでした。 話を聴いているふりをしながら、実は、次にどの質問をしようかと必死に考えていました。 もちろん、質問項目は事前に決めていっているんですけど、どのタイミングで新…

【聴く】人の意見を否定しない

取材で心がけているのは、その人の意見を否定しないことです。 例えば、教育というジャンルには、いろんな主張をお持ちの方がいます。 英語を幼児から学ばせた方がいいと考える人もいれば、まずは日本語が大事で英語は中学校に入ってからで十分と考える人も…

【話す】一方的に話し続けない

他者に自分の話を聴いてもらうには、コツがあります。 「一方的に話し続けない」ということです。 たまにいるんですよね。 ばーっとひたすら話し続ける人が。 でも、聞いている方は話についていけなくなって、途中でわけがわからなくなります。脳の容量オー…

【取材術】山田拓朗選手、銅メダル!

リオのパラリンピック、50m自由形で山田拓朗選手が銅メダルを獲得しました。 おめでとうございます。 ちょうどライブで競技とご本人のインタビューを見まして、非常に感慨深いものがありました。 なぜかといいますと、私は彼がまだ中学生だった頃、取材して…