聴く、話す、書く コミュニケーション仕事術

聴く、話す、書くを仕事にしてきたライター林が、すぐに役立つコミュニケーション術を紹介します。

自分を「正しい」と信じている人は、怒っている

自分の正しさを信じて疑わない人は、怒っている傾向があるような気がします。

例えば、社会にとって良い活動をしているNPO法人の代表に何度か取材させていただいたことがあります。

その方たちは、とても怒っていました。

最初から最後まで。

きっと、今まで思い通りにならないことがたくさんあり過ぎて、いつも怒っていたら、それが癖になってしまったのかもしれません。

なんでそんなことも知らないわけ?的な。

あなた、そんなこともわからないの?的な。

そのぐらい気づけよ、的な。

 

そうです。

ご自身は気づいてないかもしれませんが、ものすごく高圧的になっておられました。

それがコミュニケーションの基本のようです。

 

最初は少しでも活動のお役に立てればなと思って話しているんですが、ずっと怒っていて、あからさまに「お前はわかってない、ダメな人間だ」と態度で示されるので……。

もう、かかわりたくないな、と思ってしまうんですよ。

 

癖になってると自分では気付かないんですよね、きっと。

いつも怒ってる人以外にも、いつも他人のやることをチェックする人、いつもやる気がなさそうな人もいます。

すごく損しているかも、ですよ。